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株式会社リコーは27日、カメラに写したオフィス内の空間に、同社製プリンタや複合機を置いた際のイメージを表示できるAR(拡張現実)アプリ「RICOH AR」の無償提供を開始した。

　プリンタ/複合機を設置したい場所に専用のARマーカーを置き、その空間をスマートフォン、タブレットのカメラで写すことで、プリンタ/複合機の3Dイメージが表示されるアプリ。プリンタ/複合機のオプション装着の有無、操作やメンテナンスで必要となるカバーや給紙トレイを開いた状態も再現することができ、必要なスペースを把握できる。また、設置スペースのサイズをユーザーが入力することで、実際のプリンタサイズとの比較も行なえる。

印刷したARマーカーを、プリンタ/複合機の設置を検討している場所に置くことで、3Dイメージが表示され、実際に利用するスペースを購入前に把握できる

　対応OSはiOS 7以降およびAndroid 2.3.3以降。App StoreおよびGoogle Playを通じて提供。ARマーカーは同社Webサイトまたはアプリからダウンロード可能で、A4用紙へユーザーが印刷して作成する。現時点で対応するプリンタ/複合機は下記の通り。