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ED(Erectile Dysfunction、勃起障害)って病気なの?
DATE.
2017年02月24日 11:34:09
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未分類

ED(Erectile Dysfunction、勃起障害)って病気なの?
ED(勃起障害)とは、性交時に挿入できる程度まで勃起できない、または挿入できても最後まで勃起を持続できない状態のことです。
日本では30代で2.6%の方々がEDを自覚し、年齢とともにその割合は増えて50代では20%、60代では30~40%、70代では60%と言われています。厚労省の人口動態統計をもとにED患者の数を推計すると、全年代あわせて約807万人にも及びます。加齢に伴い勃起能力が落ちてくるのは自然な現象ですが、それによって生活の質が著しく損なわれると本人が自覚し、治療を必要とするのであれば、60代、70代であっても病気と考えていいと思います。
EDの原因は?
勃起するためには、脳が性的刺激を感知→神経を通って陰茎に信号が伝わる→陰茎の平滑筋が弛緩→海綿体に血液が流入というプロセスが必要ですが、いずれか(複数の場合もあり)に支障をきたすとEDを生じてしまいます。

1.心因によるもの
    若い方に多く見られるのが、心因性のEDです。
    会社のストレスだけでなく、パートナーからの何気ない一言が引き金となるケースもあるようです。
2.男性ホルモンの減少
    加齢とともに男性ホルモンの分泌量が少なくなるのは仕方のないことですが、ほてり、発汗、倦怠感、睡眠障害といった身体症状や、イライラや抑うつ感などの精神症状を伴いますと、『男性更年期障害』と呼びます。
    この一連の流れの中で、EDも起こります。
3.生活習慣病
    意外に感じるかもしれませんが、生活習慣病である高血圧、血清脂質異常症、糖尿病などがEDの原因となります。
4.その他惚れ 香水
    脳・神経の障害(脳卒中、脊髄損傷など)、アルコール摂取、喫煙、薬などもEDの原因となります。

EDと生活習慣病がどのように関係するの??

1.EDと高血圧の関係
    勃起が起きるためには陰茎に血液を送って、陰茎が膨らむ必要があります。しかし、血圧の高い状態が続くと動脈硬化が進みます。すると、陰茎動脈は直径約1mmと非常に細いため影響を受けやすく、陰茎海綿体への血流が悪くなる。その結果、EDになってしまいます。
2.EDと血清脂質異常症の関係
    血清脂質異常症があると動脈硬化が進みやすいことが知られています。
    悪玉コレステロールが多い、善玉コレステロールが少ない、中性脂肪が高いだけでは症状は何にも出てきませんが、その状態を長年放置していて知らず知らずのうちに動脈硬化が進んでしまいEDになってしまうのです。
3.EDと糖尿病の関係ed治療薬黒蟻王個人輸入正規品通販取扱
    糖尿病も動脈硬化の悪化因子ですので、陰茎海綿体への血流が悪くなります。
    加えて、糖尿病は末梢神経がやられてしまう病気です。末梢神経(自律神経)が障害されると、脳で発生した勃起を指令する刺激が十分に陰茎に到達しません。そのために満足な勃起が得られなくなるのです。

EDの治療
EDは、これまでに申しあげたように様々な原因によって発症しますのでそれぞれの原因への対処が必要です。
心因性の方には心因を取り除くためのカウンセリングやある種の安定剤などが有効ですし、血液検査によって男性ホルモンの減少が明らかである場合には男性ホルモン補充療法が有効です。
生活習慣病が原因と考えられる方には生活改善(食事療法や運動療法)に加えて症状に合わせた治療薬の投与が大切です。
しかしながらEDを訴える方の多くは、EDであること自体がストレスとなってEDを悪化させてしまう悪循環に陥りやすい傾向があります。これによるストレスが、原因への治療の支障となってしまうことも少なくありませんので、まずEDを何とかすることが大変重要です。
ED治療薬として使われるお薬が5型ホスホジエステラーゼ阻害剤(PDE5阻害剤)と呼ばれるものです。
日本で現在、バイアグラ、レビトラ、シアリスという3種類の治療薬が使われています。(バイアグラの後発品が2014年に発売になりました。)
ED治療薬(PDE5阻害剤)はどのようにして効くのですか?威哥王の正規品通販保証
勃起の仕組みのあらましを先ほどより詳細に説明いたしますと、
脳が性的刺激を感知 → 陰茎に信号が伝わる  → cGMPという物質が増えて陰茎の平滑筋が弛緩 → 海綿体に血液が流入して勃起するです。
要するに、cGMPが陰茎内で増えたら勃起するわけですが、ここに書いた仕組みだけでだとcGMPがずっと陰茎にありつづけることになってしまいますので、脳が性的刺激を感知しなくなっても勃起しっぱなしとなってしまい、それはそれで困る状態となってしまいます。
cGMPを取り除くための仕組みが5型ホスホジエステラーゼ(PDE5)と呼ばれる酵素です。PDE5は陰茎内で増えたcGMPを分解しますので、脳からの性的刺激が無くなって勃起している必要がなくなれば元に戻ってくれるのです。
PDE5阻害剤はPDE5によってcGMP壊されるのを盾のようになって阻むことで勃起を持続させるお薬です。良くこれらの薬を催淫剤や興奮剤のような「危ないもの」と思っている方もいるようですが、適切に使えば、副作用も少ない薬です。生活習慣病の治療薬と併用しても、おおよそ問題ありません(心臓疾患の薬の一部を除く)。奏効率は平均約80%と非常に良好です。

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