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【特集】目指せダイア!『レインボーシックス シージ』初心者脱出ガイド
DATE.
2016年12月30日 12:10:59
THEME.
ニュース

Ubisoftより2015年12月に発売されたタクティカルFPS『レインボーシックス シージ(Tom Clancy's Rainbow Six Siege)』。先日からは、新たな展開を迎えるYear 2が始まり、勢いは留まるところを知りません。発売から丸1年が経過しましたが、つい最近本作を遊び始めた、というユーザーもいるのではないでしょうか。そこで、本稿では、『レインボーシックス シージ』の初心者ガイド…ではなく、中級者を目指す初心者脱出ガイドをお届けします。

なお、Game*Sparkでは過去に、初心者向けマルチ対戦指南もご紹介していますので、本記事とあわせて参照ください。

※本記事は、記事執筆時点での最新バージョンであるYear 1、シーズン4の「Mid-Season Reinforcements(パッチ5.2)」時を基にしており、スクリーンショット等はPS4版を使用しています。

■本作は通常のFPSと違う?


本作では、いかなる銃であってもヘッドショットが1発入るだけで致命的なダメージとなりますし、ダウン状態(至近距離での爆発や近接攻撃、ヘッドショットなどを除く)もあります。また、角待ちやいわゆるキャンプが場合によって有効になる場合があるなど、『レインボーシックス シージ』は一般的なスポーツFPSに比べ、異質な存在と言えるでしょう。そのため、プレイヤースキルにはもちろん依存するのですが、味方との連携いかんでは、格上の相手でも対等に渡り合えるのが面白い部分です。

とはいえ、レインボー部隊の新米として、マルチプレイヤーに挑んでも最初はなかなか結果が出ないと思います。それは前述したように本作が他のFPSに比べて異質であることが関係しているでしょう。以下からは、そんな本作で抑えておきたい要素を紹介します。

■ルールの違いを完全に把握するべし


本作の対戦マルチプレイヤーモードにはルールが3つ存在しており、勝利条件が微妙に異なります。

    【人質】マップのどこかにいる人質を救出する攻撃側、それを撃退する防衛側が戦うルール
    攻撃側目標: 敵の全排除、人質を回収地点に連れていく、敵が人質を殺害する
    防衛側目標: 敵の全排除、ラウンド時間切れ、敵が人質を殺害する
    (攻撃側オペレーターが人質を確保した状態で時間切れになると、人質が回収地点に行く、あるいは人質確保が解除されるまでラウンドが延長される)

    【エリア確保】マップのどこかにある特定のエリアを制圧する攻撃側、それを撃退する防衛側が戦うルール
    攻撃側目標: 敵の全排除、エリア内に入って確保ゲージを最大まで貯める
    防衛側目標: 敵の全排除、ラウンド時間切れ
    (エリア内に攻撃側オペレーターがいる状態で時間切れになると、エリア内に攻撃側オペレーターがいなくなるまでラウンドが延長される)

    【爆弾解除】マップのどこかにある2つの爆弾どちらかをディフューザーを用いて解除する攻撃側、それを撃退する防衛側が戦うルール
    攻撃側目標: 敵の全排除、ディフューザーをいずれかの爆弾近くで起動して解除時間までディフューザーを守る
    防衛側目標: 敵の全排除、ラウンド時間切れ
    (ディフューザーが起動された状態で時間切れになると、爆弾が解除されるまで、あるいはディフューザーが破壊されるまでラウンドが延長される)



ディフューザーは1人しか持てず、倒されるとその場に落ちる。味方に託すのも1つの手
このように、ルールによって終了目標が変わっているので、場合によっては自分の行動をルールによって変えた方がいいこともあり、オペレーターの選択にも影響を与えます。例えば、人質を傷つけたり、殺害してしまう危険性があるオペレーターFuzeは(明確な目的がない限り)選択しない方が賢明でしょう。一方で、爆弾におけるMontagneは敵にとって大きな脅威となることも。各オペレーターの特性とルールの相性をしっかりと理解することは勝利への近道と言えるかもしれません。

■優先度の高いオペレーターを選択しよう


Thermiteは補強された壁を壊せる
本作には、記事執筆時点で28人のオペレーター(攻撃/防衛に14人ずつ)がおり、それぞれが固有のガジェット(アビリティ)を持っています。様々なバリエーションに富んだ能力が用意されているため、ラウンド選択時に迷ってしまう、という状況も多いかと思います。しかし、これらの中には不文律的に居た方がいいオペレーターが数人おり、優先して選んだ方がいい場合が多いです。とはいえ、これらの優先度は前述のルールや、マップによっても異なってきますので、難しい部分もあるので注意しなければなりません。以下では重要な役割を果たすことが多いオペレーターを紹介します。







    ・攻撃側オペレーター
    -優先度高: Thermite、Hibana、Thatcher
    「補強された壁の破壊」はほとんどのルール、マップで重要なため、Thermite、Hibanaどちらかは必ず欲しいところ。また、Bandit、Mute対策としてThatcherの優先度も高いです。補強された落とし戸に関しては基本的に関係ないとはいえ、ThermiteあるいはHibanaをピックした味方がいるなら、Thatcherを選んでサポートしてあげましょう。 逆にこれらのオペレーターが早々に死んでしまうと、補強された壁が破壊できなくなってしまうので、味方と随行するなど気を付けながら進む必要があります。

    -困ったら: Sledge、Fuze、Ash、Montagne
    選択に困ったら、バリケード、有刺鉄線、補強されてない壁を破壊できるSledge、クラスターチャージで敵を一網打尽にできるFuze、遠距離からブリーチングチャージ弾が撃てるAshがいいでしょう。Sledgeは武器が強力でグレネードを携行できるので、基本的にどんなルール、マップでも活躍できます。
    Ashは補強されてない壁、落とし戸、展開型シールドなどを破壊できる
    Fuzeは強力なクラスターチャージを所有しており、敵がいそうなところに使用すれば敵を倒せる可能性があります。ただし、人質ルールでは危険なので、使わない方がベター。Ashは遠距離からバリケードや補強されてない壁を破壊できるので、奇襲に最適なうえ、扱いやすい銃器を使えるというのもポイントです。Montagneは、シールドを展開すると後ろ以外をほぼ全て守れるため、索敵や陽動で活躍します。とりわけ、爆弾解除でディフューザーを設置したあとは要塞となれますし、味方とともに行動すれば、生存率もグンと上昇。連携できる環境があるのなら選んでみてもいいかもしれません。

    ・防衛側オペレーター
    -優先度高: Mute、Jager
    Muteのシグナルディスラプターを置く位置も考えておけば、簡単に破壊されないようになる
    防衛側は、基本的に守るのみなので、いかにして相手の攻撃を防ぐのか、という点が重要となります。Muteは敵の電子系ガジェットを故障させられるので、敵のドローンが来る経路に設置しておけば自分や味方の位置が知られる危険性が減ります。また、補強された壁の近くにおけば、Thermiteのヒートチャージを、バリケード近くに置けばFuzeのクラスターチャージを阻害できるのも強みです。Jagerは、投てき物を防ぐADSを設置できるので、有用性は高め。Fuzeのクラスターチャージが強化されたため、人質ルール以外での優先度は特に増した、と言えるでしょう。また移動速度が速く、遠距離でも戦える416-C Carbineは扱いやすく敵の遊撃などにも重宝します。

    -困ったら: Rook、Doc
    アーマーは設置するだけ
    Rookは、アーマーを設置するだけで主な役割が終わるので非常に簡単。ただし、落とし戸の上に設置するのはやめた方がいいです。Docは自分もしくは味方の体力を回復でき、ダウンしている味方を遠距離から回復させてあげられます。画面上に表示されている味方の体力バーを見つつ、銃撃された味方がいたらスティムピストルを撃ちましょう。この2名はいずれも居て困ることはないので困ったらRook>Docの順番で選択したいところです。


なお、上記で紹介したのはあくまで優先度が高いオペレーターであり、他のオペレーターが必要ないということではありません。他オペレーターも戦局に大きな影響を与えることが多いので、動き方をマスターしないと役割を果たせない場合があります。そのため、使いたいオペレーターがいる場合は、まずは味方が使っている際に観察し、動き方を学んでからでも遅くはないでしょう。また、オペレーター同士の組み合わせバランスも非常に重要なので、味方がオペレーターを選択してから選んでもいいかもしれません。

■カスタムゲームでマップ構造やオペレーターの特性を知ろう


カメラは命取りになることも。必ず破壊しよう
本作には「カスタムゲーム」機能があります。ここでは自分でルールやマップなどを設定でき、1人からでも開始可能なので、マップの隅々を死ぬことなく観察できます。そのため、補強もしくは破壊できる壁、固定カメラの位置、角待ちできるスポット、スポーン位置、遊撃される危険性のある場所など、様々な要素を確認可能です。これらをしっかりと頭に叩き込めば、実際のマルチプレイヤー対戦でこの経験が活きてくるでしょう。


破壊できる壁も把握できる
加えて、使ったことがないオペレーターはもちろん、銃器や固有ガジェットの使用感を試せるので、「この銃のリコイルは制御しにくい」、「このガジェットはここに置いておくのが良い」といったことも学べます。一緒に遊んでいる友人がいるなら、敵側として招待して確かめながら遊んでみてもいいかもしれませんね。

※次のページ:オペレーターの事は分かった!じゃあどう動いたら良い?行動テンプレ解説

■攻撃/防衛の基本的な行動テンプレートをマスターしよう

本作の各ラウンドはカジュアルマッチが4分、ランクマッチが3分に設定されていて、なんとなくでうろうろと行動しているとあっという間に時間が経過してしまいます。特に攻撃側で時間切れは=敗北に繋がるので、基本的な動き方のテンプレートを習得しましょう。このテンプレートをマスターすれば、時間をうまく使えるようにもなるかも?









    ・攻撃側
    ドローンを有効活用しよう
    1. (準備フェーズ)ドローンで目標物(人質、爆弾、確保エリア)を発見する。基本的には見つけたいが、敵がいる場所からある程度察することができるので、必ずしも発見する必要はない。
    2. (アクションフェーズ開始)ラウンド開始直後は、敵の遊撃に気を付けつつ、外にあるカメラを破壊する。自分がIQで、かつ敵にValkyrieがいる場合はブラックアイ(カメラ)を探そう。
    バリケードに穴が空いてた場合は気を付けよう
    3. 味方と連携しながら目標へ近づく。補強した壁、落とし戸があるならThermite、Hibanaに破壊してもらう。防衛側が監視しなければいけない場所/経路を多くさせることを念頭に置いて行動しよう。このとき、Caveira、Jagerといったオペレーターが潜んでいる場合があるので、ドローンを併用しつつクリアリングを徹底する。ただし、時間はかけすぎないように。
    4. 明確な作戦を持たずに一人で突撃するのは危険。ドローンや味方が死亡した位置などから敵の位置を把握し、制圧しよう。スポットされた敵は多くの場合、移動する。そのため、あえてスポットせずに敵がいる場所だけを確認してもいい。
    補強された壁(右)補強されてない壁(左)
    ・防衛側
    1. (準備フェーズ)破壊可能な壁を補強する。ただし、爆弾解除ルールでは、爆弾の場所が2つあるので、補強する場所に気を付けよう。また、Rookはこのタイミングでアーマーを設置する。Muteは壁を補強する前にドローン侵入経路にシグナルディスラプターを置いておきたい。基本的に設置式のガジェットを持つオペレーターはこのときに設置を済ませておきたい(再設置できるため)が、Smoke、Castleはこの限りでない。
    爆弾は2つの部屋にまたがる。どちらも守らなくてはいけないが…
    インパクトグレネード、ニトロセル、ショットガンなどで壁を破壊すれば守りやすくなる
    2.(アクションフェーズ開始)破壊される前に外のカメラを確認して敵がどの方角にスポーンしたのか、攻めてくるのかを確認する。場合によって設置したガジェットを適宜回収して別の場所に設置しても良い。
    3. 本格的に防衛が始まったあとは一度に複数人が倒されるのは避けたいので、一か所に固まらず、ある程度分散する。侵入を防ぐ時間稼ぎのため、目標がある部屋以外にいても良い。ただし、この場合、設置系ガジェットはすべて置いておこう。
    4. 防衛側は時間切れでも勝利となる。必ずしも敵全員を倒す必要が無いので、キルは稼がなくても良い。


使用しているオペレーターによって動き方が変わるので難しい部分もありますが、初動がしっかりできていればそれだけで有利に立てます。


■足音、壁に飛び散った血など、ヒントを全て活用しよう

本作にはミニマップというものが存在せず、敵の位置を知るにはカメラしかありません。しかし、敵の位置を知るというのは今作においては、とてつもなく大きなアドバンテージとなります。そのためにどうしたらいいか、というと、ゲーム中に聞こえる音や画面上に表示されるありとあらゆるヒントを全て活用することが大事になってくるのです。
 

  • 足音/銃撃音などの"音"
    本作における音は重要で、マッチ中に敵の位置を知れる要素の1つです。ダッシュ、通常、しゃがみ、ほふく時の音の大きさはもちろん変わりますし、バリケードを閉める音、銃撃音、ガジェットの展開音もしっかりと聞こえます。聞こえるだけでなく、音が発生している方向や距離もある程度わかるようになっているので、貫通する壁越しに敵がいるなら攻撃できますし、自分が別の場所に逃げる際の指針にもなります。また、あえてダッシュで音を立てて陽動を仕掛けるというテクニックも。音を聞き逃さないようヘッドフォンを導入してみてもいいかもしれませんね。
  • バリケードや床に空いた穴


    木製の床はこのように穴が空く。射撃はもちろん投てき物も通る
    マッチ中、穴が不自然に空いたバリケードに遭遇することがありますが、ここには敵がいる可能性があります。特に外に面したバリケードに穴が空いていたら要注意。開幕キルを取られてしまうかもしれません。また木の床に空いた穴からは敵が覗いている危険性があるため、下あるいは天井にも気を付けましょう。
  • 味方が死んだ位置
    味方のオペレーターが死ぬと、死んだ場所にドクロのマークが表示されます。そのため、自分から離れた場所にいるオペレーターが倒されてしまったら、敵が近くにいるなど切迫した状態じゃない限りはドクロマークを確認しましょう。マップ構成を把握していれば、どちらから攻撃されたのか、どの方向に敵がいるのかを判断できます。
  • 弾道/弾痕/血飛沫

    弾道が来ている方向から敵のいる場所がわかる
    視覚的な情報からも敵のいる場所を判断できます。敵の弾道もしっかりと表示されますし、弾痕も壁に残ります。また、銃撃を受けた際に血飛沫が壁に飛びますが、そこに死体がないのであれば、銃撃を受けた誰かはまだ生きていることになります。



■トライ&エラーを楽しもう


本記事で何度かお伝えしたように、今作では動き方が重要です。敵が嫌がることはなんだろう、と考えながら効率的に敵を攻略していけば、確実に勝利に近づいていけます。プレイヤースキルももちろん大切ですが、それは本作をずっとプレイし続ければ自然に身についていきますので、それこそシチュエーションモードやテロハントを息抜きにプレイして腕を磨いてもいいでしょう。


リーン動作もうまく活用しよう
また連携も重要なので、可能であればボイスチャットをした方がいいですし、個人行動も遊撃に自信がない限りは控えた方が良いです。また、有名プレイヤーのゲームプレイを参考にするのは、本作においては、非常に有効。上手いプレイヤーの良いところを吸収すれば、思いもよらないプレイ方法や役立つ知識が得られます。本作の大会は公式/非公式含め数多く開催されているので、参考にしてみてもいいかもしれません。

Year 2での新たなコンテンツの登場も期待の『レインボーシックス シージ』。本作の良さ、面白さは遊べば遊ぶほど発見できるので、負けてもトライ&エラーを楽しんでみてほしいです。

 

FF14 RMT

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