
アフリカの女性の経済的な自立を目標に、国際貿易センター(ITC)が立ち上げたプロジェクト「エシカルファッション イニシアティブ」に、日本でははじめてユナイテッドアローズが参加。プロジェクトから生まれた ヴィトン コピーが4月27日発売された。
「エシカルファッション イニシアティブ」は、女性のエンパワーメントを高めるため、世界貿易機構(WTO)と、国連の合同機構である国際貿易センター(ITC)により生まれたプロジェクト(http://www.show361.com/)。「NOT CHARITY, JUST WORK」をスローガンに、金銭的な支援ではなく、経済的な自立を目標とした支援がおこなわれ、トレーニングをつうじて恵まれない地域のひとびとが技術を身に付け、公正な賃金により、自分たちの力で貧困から抜け出すことを目指している。このヴィヴィアンコピープロジェクトにはすでに、ステラマッカートニーやヴィヴィアンウエストウッド、チャンルー、そして海外のセレクトショップなどが賛同。今回、日本でははじめてユナイテッドアローズが参加した。
そして、「エシカルファッション イニシアティブ」により生まれたキャンバストートバッグがユナイテッドアローズにお目見え。プリントから縫製、付属品加工までケニアのスラム地区やサバンナなどさまざまな地域に住む女性の職人たちの手でひとつひとつ生産され、デザインはITCの商品開発アドバイザーのジェレミーブラウン氏が担当。東アフリカで馴染み深いゼブラからインスピレーションを得たという。ヴィヴィアン偽物バッグの技術と生きる糧を得た女性たちが生み出す“希望のバッグ”。ファッションをつうじて世界とつながり、かかわるひとたちにハッピーをもたらす「エシカルファッション イニシアティブ」とともに、ユナイテッドアローズの今後の取り組みにも期待したい。
文章URL:http://www.show361.com/518/1012.html
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