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TITLE.
バトルフィールド 1』の舞台「第一次世界大戦」を学べ!―戦争背景・火器編
DATE.
2016年07月16日 10:14:24
THEME.
未分類
かねてより、そのテーマとなる時代設定が注目の的となっていた新作『バトルフィールド』。2016年5月に『バトルフィールド 1』というタイトルと、その舞台が「第一次世界大戦」となることが正式に発表されました。AAA級FPSタイトルでは久々となる「遥か過去の戦争」をテーマとした本作は大きな期待と注目を浴びています。
 
本稿では、『バトルフィールド 1』の予習として、第二次世界大戦と比べてあまり馴染みのない「第一次世界大戦」の背景と、武器(主に小火器類)を中心に、ゲームのトレイラー映像やスクリーンショットを交えながら解説していきます。「第一次世界大戦はどんな戦争だったの?」「どんな武器が使われていたの?」という基本的な情報が知りたい人向けの内容です。
 
 
■第一次世界大戦の概要
 
2016年から100年ほど前、1914年から1918年にかけて勃発した第一次世界大戦は、ドイツ帝国/オーストリア=ハンガリー帝国/オスマン帝国/ブルガリア王国からなる「中央同盟国」と、三国協商を結んでいたイギリス帝国/フランス共和国/ロシア帝国を中心とした「連合国」の2つの陣営に分かれた戦争とされています。世界中の多数の国が連合側として参加したほか、後に日本、イタリア、アメリカが参戦。全列強国が参戦し、まさしく人類史上初の世界を二分した戦争でした。ちなみに、戦端となったのはオーストリア=ハンガリー帝国の皇位継承者が暗殺される「サラエボ事件」ですが、それ以前からも複雑な要因を持った戦争の火種はくすぶっており、その原因については今なお研究の対象となっています。
 
 
塹壕陣地は有刺鉄線などで防御され、無数の砲弾が降り注いだ。
 
戦争は当初の「クリスマスまでには終戦」という人々の楽観的な予想とは裏腹に国家間の総力戦となる長期戦の様相を呈します。ヨーロッパで起きた大規模な戦争「普仏戦争」から数十年後に起きた第一次世界大戦ですが、特に西部戦線では、ライフルの精度の向上と長射程化、機関銃の信頼性向上と本格的な導入による弾幕形成によって防御側優位となり、銃撃を避けるために穴を掘りながら進む「塹壕戦」が主体になりました。戦車や航空機といった新兵器が開発/発達したものの、こうした防御陣地を突破する効果的な手段は中々登場せず、両陣営共に攻勢時の歩兵突撃は多大な損害を生んでいます。
 

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