quamit | |
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年代 | 30代前半 |
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性別 | 女性 |
TITLE. 『The Exciting game of Career Girls』1966年 |
DATE. 2016年03月29日 10:20:58 |
THEME. 未分類 |
キャリアウーマンを目指すボードゲーム。用意されている職業の幅が狭く、女性差別的だった。同時期に発売された男子版である『The Exciting game of career boys』には、さまざまな職業が用意されていた。『The Exciting game of Career Girls』は10年後に改訂版が発売され、宇宙飛行士などにもなれるように。また、かつてはパッケージイラストが白人だけだったが、改訂版では人種的多様性が見えるようになるなど、人種的配慮が施されるようになった。ちなみに、人種的配慮の流れは1970年代になって加速したらしい。
「興味深いのは、1975年時点での玩具広告のうち、特定の性別向けはたった2%だったということ」とジュリア氏。「当日は性別による社会的役割の固定はなくそうという流れがあったので、広告もそれに倣ったものになっていたのでは?」と、ジュリア氏は分析する。
ところが……、玩具広告の研究によると、1970年代、80年代は特定の性別に向けた玩具広告はなかったのに、1990年代になると流れは完全に反対になったという。ある研究者は、これは1980年代に施行された、子ども向けテレビ番組の規制緩和が関係していると推測する。具体的には、これまでは子ども向けテレビ番組における広告の内容や比率が規制されていたものが、1980年代中盤を境に大幅な規制緩和。さらに玩具メーカーがそれを受けて、テレビ番組とタイアップした玩具の売り出しに積極的になったからだという。
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