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ゆうや
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TITLE.
【コンピューターゲームの20世紀 65】
DATE.
2016年03月20日 17:52:42
THEME.
未分類
今では当たり前になっているテレビゲームのスクロール機能。それが初めてシューティングゲームというジャンルに実装されたのはウィリアムス社の『ディフェンダー』からで、その発売日は1980年の12月のことである。同作では左右両方向への任意スクロールが搭載され、左右がループする横長のフィールドを自由に移動することができた。ゲームの目的は敵の全滅にあり、操作は1レバーに5ボタンと複雑で、左右への移動はボタンによるジェット噴射によって行う。画面内の敵を全滅させる、いわゆるボンバーの採用など、非常に革新的なゲームであった同作だが、操作の煩雑さという欠点から特に日本国内での出回りは悪く、その存在はあまり知られなかった。
 
 その『ディフェンダー』に代わって国内におけるスクロールシューティングの礎となったのが、今回紹介するコナミの『スクランブル』で、この作品によって従来の固定画面シューティングは時代遅れとなり、シューティングゲームというジャンルを一変させたのだ。その人気は国内のみにとどまらず海外からも注文が殺到し、この大ヒットによってコナミはレジャックの下請けメーカーから開発・販売を手がける一大メーカーへと躍進し、その後も自社ブランドからヒット作を連発。1984年には念願の株式上場を果たしている。また、海外では多くのメーカーが本作をライセンス生産し、これを機にコナミは海外進出を成し遂げている。

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