2015年5月20日,マウスコンピューターは,開発中のWindows Phone 8.1デバイスを,ブランド名「MADOSMA」(マドスマ)で展開すると発表した。同時に,デバイスの主な仕様も公開している。ただし,デバイスの製品型番や発売時期,価格などは依然として未公開だ。
さて,そんなMADOSMAは,マウスコンピューターが2015年2月に開発着手を表明していたWindows Phone 8.1スマートフォンで,国内メーカーが製造するWindows Phone 8.1デバイスとしては,4年ぶりの新製品になるはずの製品である。ウィザードリィ RMT
SIMロックフリーのLTE対応端末となることは,以前から予告されていたが,公開された仕様によると,対応するLTE通信周波数帯は2.1GHz(バンド1),1.8GHz(バンド3),800MHz(バンド19)とのこと。NTTドコモの主要周波数帯を利用できるようだ。
搭載するSoC(System-on-a-Chip)にQualcomm製「Snapdragon410」。メインメモリ容量は1GB,液晶パネルは5インチサイズで解像度720×1280ドットとなっている。
総じて,Androidスマートフォンならエントリーといった程度のスペックであり,対応ゲームを遊ぶのに適するかを論じる対象となるような製品ではなさそうだ。デザイン的に優れているともいえず,国内で合法的に使えるWindows Phone 8.1,あるいはWindows 10 Mobile用のテストマシンといった受け入れられ方になるのではなかろうか。
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