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TITLE.
Access Accepted第422回:GameSpyが5月31日にサービス終了。時代の幕がまた一つ下りる
DATE.
2015年07月09日 10:36:37
THEME.
未分類
オンラインゲーマーのニーズから生まれた「GameSpy」
 
 2014年4月,ベテランの海外ゲームファンにはおなじみの「GameSpy」のサービス停止が発表された。これは,GameSpy Technologiesを買収したGlu Mobileが明らかにしたもので,GameSpyの全サービスは,5月31日をもって終了することになるという。
 多くの欧米ゲーマーの記憶に,起動時に立ち上がる「Powered by GameSpy」というロゴが焼き付いているはずだが,GameSpyの歴史は,1996年にリリースされたid Softwareの「Quake」とともに始まった。リリースされたばかりの頃,「Quake」のマルチプレイは「DOOM」や「DOOM II」と同様,近い場所にあるPCをケーブルでつないで楽しむLANプレイを想定したものになっており,インターネットに対応しているとはいえなかった。信長の野望 RMT
 
 そこで1997年に登場したのが,サーバーのブラウジングやリーダーボードを表示できるツールとして作られた「QSpy」で,これがGameSpyの前身にあたる。
 QSpyを制作したのは,“Morbid“というハンドルネームで知られるゲーマー,ジャック・マシューズ(Jack Mathews)氏で,プログラム経験のある仲間と一緒になって作られたMODの一種だったが,そこに可能性を見出したマーク・サーファス(Mark Surfas)氏が販売契約を結び,1997年に「GameSpy 3D」というミドルウェアとしてリリースされた。
 Quakeには,それ以前から「QuakeWorld」と呼ばれるアドオンが存在していた。これは,インターネットによるオンライン対戦に対応するためにジョン・カーマック(John Carmack)氏ら,id Softwarenのプログラマー3人が制作したもので,1996年12月に公開されている。このQuakeWorldによって,ダイヤルアップ接続のユーザーでもインターネットでのマルチプレイ対戦が楽しめるようになり,これを機に,オンラインの「ゲームトーナメント」が生み出されていった。

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