とんだドンデン返しだ――。パリス・ヒルトン(34)が搭乗したプロペラ機がエンジントラブルで墜落寸前になり、海上に緊急着水するというドッキリをエジプトのテレビ局が仕掛け、今週、番組が放送された。
パリスへのドッキリは約15分間。仕掛け人の男性が「移動のため」とパリスをだまし、中東のドバイ空港で小型機に案内。バスの椅子のような小さなシートに座らされたパリスは「何コレ?」とでも言いたげな表情でシートベルトを着用した。
離陸した同機は高度を上げて間もなく、エンジントラブルを示すアラームが鳴りだし、驚いたパリスは「どうしたの? どうしたの!」と血相を変えて周りをキョロキョロ。
そのうちアクロバット飛行が始まり、同乗した仕掛け人たち全員が「ギャ~!」と叫び、機内はパニック状態。パリスは「オーマイガッ!☆○△■×◎▼…」と聞き取り不能な声を発し絶叫、号泣。まさに阿鼻(あび)叫喚だ。
すると今度は機体後部の扉が開き、“乗客”の1人が外にフッ飛ぶという恐怖の演出も。当然、スカイダイバーのスタントなのだが、目撃したパリスは失神寸前…。ついに「海に緊急着水する」ということになり、パリスは座ったまま前かがみの姿勢を取るが、実際は滑走路に無事、着陸。同機から降りて放心状態のパリスに、番組ホストがネタバラシした。
番組の動画はユーチューブにも投稿され、世界中から「あまりにパリスがかわいそうだ」「ドッキリの域を越えた暴力だ」など、テレビ局側への非難が集中した。
だが米芸能サイト「TMZ」は2日、すべては台本通りの“やらせ”だったと伝えた。また番組の制作会社が企画段階で数人のハリウッドセレブに声をかけたところ、パリスが最初に承諾したことも判明。出演料は数億円だという。
ネット上では「だまされた…」と驚きの反応が多い中、「パリスって演技ができるんだ」と意外な評価も受けている。
RO RMT
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